あれから1ヶ月  思い出すと・・・・・

熊本地震の発生から今日でちょうど一ヶ月という事で、地元のテレビ局では特番を組んだりしているけれど、私の中では、ホントに一ヶ月が経ったのか、全然ピンと来ない

一ヶ月前のこの時間には、まさかに、夜になってあんな大地震に襲われるなんて夢にも思わず、長閑に過ごしておりました。

夕食の片付けも一段落して、私はパソコンに向かって、ネット通販を楽しんでいたその時、いきなりドンッと音がして、大きな揺れに見舞われました。

家族それぞれの携帯から、防災速報を知らせる音が鳴り響き、浴室からも異常を知らせるメッセージ音が・・・

それでも、私は一応テーブルの下に身を隠したものの、パソコンの電源を落とす余裕がありましたし、幸いに停電もなく済んで、家族一同リビングに集まり、テレビの情報で震度7という事を知りました。

さすがにその夜は一睡もせず、テレビの前におりました。

何時もだったら、朝食の時間を迎えても、食事をする気分になれず、この日は誰も何も食べず終いの一日でしたが、午前中には、揺れで落ちた家財類を片付け、午後は昨夜の大地震が嘘のような穏やかな日和の数時間を過ごしました。

この日は揺れも少なくて、この後の数時間後に、前にも増しての大きな揺れに見舞われるとは思いもしませんでした。

一日飲まず食わずだったので、夕食は食べておかなくてはと思いながらも、台所で火を使うのが恐くて、おにぎりと簡単な汁物で済ませたものの、お風呂にはゆったりと浸かって、パジャマに着替えて早めに就寝

前日からの疲れもあって、ぐっすり寝込んでいた未明、1回目とは比較にならないほどの強い揺れ
縦揺れと横揺れが同時に襲ってきて、ベッドから起き上がったものの動けず、トトを抱っこしたまま固まっておりました。

電気も瞬時に消え、辺りは真っ暗、揺れが少し治まってから、まずは履き物を履くように声をかけ、寝室からリビングへ

リビングの入り口のドアがビクとも動かない

靴を履いた足先でドアをなぞってみると、幸いにガラスは割れてないので、一瞬家にひずみが来て、開かなくなったと思いましたが、そうではなくて、リビング側の家具が倒れて、ドアをふさいでいたのだという事が、解って、何とかリビングに集合出来て、皆まずは庭に避難しようと一致

皆着の身着のまま庭でたたずんでおりました。
その間も絶え間なく揺れ続けており、今にも家が倒壊するのではと思うと、庭も安全ではありませんので、近くの江津湖の駐車場に車で避難する事にしたけど、皆着の身着のままでは寒くて、体調を壊してはいけないと、揺れの合間をぬって、交代しながら、着替えやら、貴重品等を、恐る恐るながら取りに家に入りました。

真っ暗な中とは言え、私は外で着替えをし、貴重品だけを持って2台の車に分乗して、江津湖で一夜を明かしました。

避難する途中、ご近所さん達の顔を見る事が出来、互いの無事を確認し合って、少しホッとしたものでした。

ご近所さんは皆近くの小学校へ避難すると・・・・・
我が家は犬もいるので、車中泊を選択

一ヶ月経った今でも思うのですが、1回目の地震に比べると、2回目の本震とされる揺れはかなり強くて、感覚的には震度7どころか、8にも9にも感じられました。

夜が明けて、我が家に戻ってみると、前日せっかくかたづけた家具が、又メチャメチャに倒れたり、壊れたりしていて、足の踏み場もありません。
かろうじて家は傾きもせず建ってはおりましたが、相変わらず地震は揺れ続けており、立て続けの2度の大きな揺れに、心が縮んでしまったのは、私だけではなかったはずです。

この惨憺たる有様を目の当たりにして、もう一度片付けようという気にはなりませんでしたが、そのままにしてもおけず、心を奮い立たせて、少しずつながら割れ物の始末からとりかかりました。

お座敷は、お仏壇の仏具が散乱
線香立ての灰が辺り一面にこぼれていて、歩くだけで灰が舞い上がるので、この部屋からきれいにする事にしました。
その他、飾り物の壺や、人形ケースも割れて・・・・・・

リビングも観葉植物が倒れていたり、家具が倒れていたりと散々でしたが、何故か生花を活けていた壺は倒れもせず無事 ここは主人が片付けてくれました。

家の中は部分的とはいうものの、少しずつきれいになって、何とか座れる場所を確保

私達はこの日から、3日間車中泊を続けました。

そして、この日から、水無の生活が始まりました。

幸いにも電気はその世の内に回復したものの、あちこちでの水道管破裂の影響もあって、給水が止められ、ガスもガス漏れによる二時災害の防止のため供給停止

日中片付けで汗になっても、流す水がありません。
それより何より困ったのは水洗トイレが使えない事でした。

幸いに近くに豊富な湧き水の江津湖があったので、我が家では、バケツに水を汲んできてはトイレに流すという策を採りましたが、江津湖には大くの方が水を求めて訪れておりました。

あれから、その日が何日なのかすら考えたりする余裕もなく過ごして来ました。
一ヶ月が過ぎたのだという感覚がまったくないのです。

相変わらず毎日揺れ続けており、私的には、今も未だ4月16日のままのような感覚です。

今朝新聞を見ていたら、一番揺れが多かった16日は200回を超えていたとか
ざっと計算してみたら、7分に一回揺れていたということです。

このような災害の体験は、熊本が最後であって欲しい
もう2度とこんな体験を誰もがしないですむように、願ってやみません

いっぱい書きすぎました。
最後まで読んで下さいましてありがとうございました。






                                            
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by mn2486 | 2016-05-14 13:48 | 熊本地震

愛犬プーチャと家族の暮らし


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